ビフレナリア・イノドラ
bifrenaria inodora
ラン科ビフレナリア属の常緑多年草。ブラジル原産。
▲昨年6月に栃木県のS氏からメルカリで購入したビフレナリア・イノドラが初めて開花した。唇弁が紫紅色でその他の花被片が緑なのは先日咲いたカルカラータに似ている。ただ、花被片表面がうっすら紫がかっていたり、花がひと回り大きかったり、微妙な違いがある。種小名の“inodora”は「無臭の」といった意味だが、鼻を近づけて嗅いでみると石鹸のような香りが仄かに感じられて、そこもカルカラータと似ている。花の直径は今のところ5cm程だが、まだ咲き始めなので、これからもう少し大きくなるだろう。今年は我が家にあるビフレナリアがめでたくも全部咲いてくれたので、ついでにこの場を借りて他の種類も紹介したい。
▲ビフレナリア・ハリソニエ(Bif. harrisoniae)。10年以上前に米沢のムサシで入手して以来、毎年のように開花している丈夫で育てやすい原種。今年は4月に開花している。咲き始めの花は6cm位だが、咲き進むと7〜8cm位になる。スパイシーで強烈な芳香は好みが分かれるかも。
▲ビフレナリア・ハリソニエ・アルバ(Bif.harrisoniae var. alba)。5月に開花。上のハリソニエの赤紫色素が発現しないタイプ。香りは通常のハリソニエと同じだが、それ程強くない。花の直径は咲き始めで5cm、今は7cmになっている。10年前に愛知県田原市のスズキラン園さんから取り寄せた株で、今年初めて開花した。
▲ビフレナリア・チリアンシナ(Bif. tyrianthina)。5月に開花。これも上のアルバと同時にスズキラン園さんから取寄せた株。6年ぶり位に開花した。花があまり平開せずに抱え咲きになる。花の直径は3.5〜5cm位。甘い香りがある。
▲ビフレナリア・カルカラータ(Bif. calcarata)。イノドラと同時に栃木県のS氏から入手した株で、一昨日開花したばかり。花の直径は咲き始め4.5cm位で、今は5cm。イノドラと同じで花茎が短く、石鹸のような香りがする。本物のカルカラータかどうかは、今後検証が必要だと思う。
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